名古屋話

名古屋は、都会産まれ・都会育ちのワタクシがダンナと結婚したことで初めてナマで触れる唯一の地方都市だ。

食べ物もかなり独特だが、一番戸惑ったのはこれまたあくの強い、りだった。

東京暮らしの長かったダンナでさえ、付き合う前から仕事場で

「この人はどこの人?」

と思ったほど、強いイントネーションが残っていたのだが、彼のお母さんのはそれをはるかに上回っていた。

名古屋弁と一口に言っても、尾張とか美濃とかの地域によってかなりの違いがあるようで、ダンナの実家の稲沢市はよく言う「ミャーミャー」弁とはちょっと違う。

結婚当初、彼のお母さんと電話で話しをしていてわからなかったのが

「在所」という言葉。

「実家」ということらしい。

「忙しくして、エライでしょう」

と、電話口で言われた時も、それが「大変」とか「疲れた」ということだとわかるまで、数秒かかった。

一番わからなかったのが、「まわししなあかんよ」。

さて、どういう意味でしょう。答えは次回。

因みにダンナの父方のおばあちゃんは岐阜の山奥に住んでいたが、さすがに何を言っているのかほとんどわからなかった。ダンナでさえもよく理解できなかったらしい。

他に「~すりゃあええで」とか「~してござる」とか~だでえ」なんていう語尾は、よく聞いていると愛嬌が感じられる。

こんな方言に加えて、独特のイントネーション(文面でうまく説明できないのがもどかしいが)で話す、稲沢市の人たち。結婚して十年が経とうとするが、今ではワタクシの中ですっかり愛すべき訛りとして受け入れられている。普段家でも、子供がなかなか寝ない時など、「早く寝や~よ」などとついつい言ってしまう自分が可笑しい。

こんな風によその言葉を受け入れられたのも、ダンナのお母さんの人のよさによるところが大きいと思う。

結婚してすぐは、帰省するのが負担に感じていたが今は楽しい。

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春休み 三重旅行

次男の卒園を記念して、今年は三重は伊賀上野に行ってみた。

めざすは伊賀忍者の里。

前日に名古屋のダンナの実家で一泊。東京を出る時から寒かったのでそれなりの防寒はしていたのだが、出発当日の名古屋はなんと雪。_004

わかりづらいかも・・・

一抹の不安を抱えつつ、長い旅が始まったのでした。

午前中いっぱいかかって、上野市駅に到着。道中の天気も雨が降ったかと思えば日が差してみたり、とじつに目まぐるしく変わっていたのだが、腹ごしらえ中にはついに雹が・・(汗)

幸いすぐ止んだのでその隙を狙い、いそいそと忍者屋敷へと向かったのでした。

敷地内には、移築してきた本物の忍者屋敷と、博物館、忍者ショーが併設してあるが、わりとこじんまりした感じ。屋敷には、忍者ルックのおじさんがいろんなしかけを説明してくれました。(写真撮るの忘れた)

博物館も「忍者道具の展示にかけては世界一!」とうたっている(ま、そりゃそうだろうな)割には案外小さいんだけど、漫画やテレビでの忍者のイメージしかない我々にとっては意外に「へええ~~」なことも書いてあったりして、勉強になりました。

極めつけの忍者ショー。行った当初は「悪天候のため中止」看板がかかっていたが、天気もだんだん持ち直してきて、ラッキーなことに開催されました。

この施設のある敷地は、実は上野城跡という文化指定地のようなところでヘタに地面をいじれず、客席も手作りの、いかにもプレハブな感じのステージだったので、内容もさほど期待していなかったのだが、これがどうしてどうして、そこそこ見応えのあるものでした。_005

わかりづらいが、忍者同士で戦っているという設定

忍者が使っていたという本物の武器を説明しながら、実際やってみてくれました。_006

手裏剣を同じところに刺さるように投げるのは熟練した技が必要不可欠。

武器の説明もなるほど、というのが多く、上の手裏剣も漫画なんかでは何枚もシュシュッと投げてる印象が強いけど、実際使うのは最後の手段で、しかも多くて二枚ほどしか持ち歩いていなかった、とか、時代劇に出てくる反った刀は「切る」もの。忍者の使った短い、まっすぐな刀は「刺す」もの。とか。武器一般は重みを利用して使う。など結構今まで知ってそうで知らなかったことばかりで新鮮でした。他にも・・・

体臭を消すため、普段でも肉食はしなかった。(においで存在がばれないように。)

いざと言う時に致命傷を負わずにすむよう、心臓側を下にして寝ていた。

忍者間で使う様々な暗号があった。(五色に染めた米をいろいろに組み合わせて文字を記号化させる、とか当時はとっくにすたれてしまった神代文字を使う、など)

忍者は「忍び」なんだなあ・・ということを改めて思い知った次第でございます。頭もよくなくちゃなれなかったみたいだし。

この日はこのあと上野城をさらっと見物して、宿泊地の松坂へ向かいました。

旅館で食べた松坂牛のしゃぶしゃぶのおいしかったこと・・・奮発してよかった。(お金出したのはダンナだったけど)_011

桜のつぼみもまだ固そうな上野城_013

上野市駅から出ている忍者電車。正面から見るとちょっとキモい。_015

側面は手裏剣のデザインだけど、ルイ・ヴィトンちっくで可愛い。

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